大学入試共通テストの傾斜配点を計算するには?

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受験用語

こんにちは。アラフォーパパです。

大学入試には、大学入試共通テストや各大学の二次試験、AO入試などなど、いろいろな試験が溢れていますね。

そんな中でも最も多くの受験生が経験するルートは、大学入試共通テストを経て、私立大学で滑り止めをうけ、国公立大学の入試に挑むといった流れではないでしょうか。

>>生物基礎の総復習へ

大学入試共通テストは、多くの大学で入学試験の一部として取り扱われており、多くの学生が受験します。

しかし、大学入試共通テストの点数をそのまま利用できるわけではなく、大学の考え方によって、採用している科目や点数の配分が異なっているのが現状です。

そのため、大学入試共通テストの点数を大学側が設定した点数に配分し直す必要があります。

今回の記事では、皆さんの点数を大学側の設定した点数に修正するための自動計算ツールを作成しました。

ぜひ、ご活用ください。

自動計算ツール

自作で自動計算ツールを作成してみました。

みなさんのお役に立てればいいなと思います。

初めて作成したので、不便なところもあるかと思います。

改善点などあれば、コメントやメールを頂ければと思います。

※いまのところ改善の要望がありません!良かったです!

>>他の自動計算ツール

傾斜配点の計算方法

大学入試共通テストを利用した大学入試における傾斜配点の計算方法は、それほど難しくはありません。

自分が大学入試共通テストのある教科で得られた点数の割合を、受験希望大学の配点に掛ければ良いのです。

>>大学入試センターが公表している配点

文字のみで記載した式を書いてみましょう。

(自分の点数)÷(もともとの満点)×(傾斜配点後の満点)=(傾斜配点後の点数)

例を書いてみましょう。

大学入試共通テストでは、英語はリスニングとリーディングに分かれています。

それぞれ100点満点で、合わせると200点です。

大学によってどのような点数配分にするか決められますので、様々ですが、前身のセンター試験のときの点数配分にする例も見られますので、ここではそのような点数配分にしてみましょう。

リーディングで100点中80点、リスニングで100点中40点の受験生がいたとして、志望校では共通テストの点数をリーディング200点、リスニング50点に換算すると発表していたとしましょう。

すると、リーディングは80点÷100点✖200点、リスニングは40点÷100点✖50点と計算できて、それぞれ、160点、20点となり、合計は180点(250点満点)となります。

このように計算をすれば、志望校の配点に計算し直すことができます。

上記の自動計算ツールも同じ計算方式を採用して作られています。

傾斜配点とは

傾斜配点とは、特定教科・科目の点数を高くしたり、低くしたりして、教科・科目ごとの配点に差をつける配点方法のことです。

各教科・科目に点数の差があるために、グラフにすると傾斜があるように見えることから、傾斜配点と呼ばれます。

受験科目に傾斜配点を実施している大学では、配点の高い教科の影響が強く、配点の小さい教科の影響は弱くなります。

これは、配点を高くしている教科を得意としている学生を入学させたいという大学の希望を表していると言っても過言ではありません。

入学したい大学がある場合には、事前に要項を確認して、どのような学生を大学が求めているのかを確認することがとても重要です。

補足

傾斜配点は、共通テストの点数だけではありません。

大学それぞれが、共通テストの配点と独自試験(二次試験)の配点に差をつけていることが多いのです。

共通テストから計算される配点が多い大学では、共通テストで確認できる基礎力を重視していると考えられます。

大学独自のテストのほうが配点が高い場合には、大学が用意した内容について知識や応用力が高い学生を得たいと考えているはずです。

みなさんが入学したいと考えている大学が、どこに力をいれてほしいと思っているかについてしっかりと要項をみて確認してから勉強を始めてください。

出願する段階になってからでは、取り返しがつかないかもしれません。

まとめ

今回は、大学入試共通テストの点数を受験大学の配点に合わせて計算し直すための自動計算ツールを作成しました。

複雑な条件設定にはしていないので、入力の注意点をしっかりと確認してほしいと思います。

実際の計算はそれほど難しいものではありません。

インターネット上にある自動計算ツールで簡易的に計算したとしても、ご自身で計算して再確認することが非常に大事だということは覚えておいてください。

また、共通テストだけでなく、二次試験の点数配分にも気をつけてください。

受験勉強をする時間は限られていますので、時間をどの程度かけるべきなのかをしっかりと考えてスケジュールを組みましょう。

>>情報収集の大切さ

>>受験勉強のスケジュール作成

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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