こんにちは。アラフォーパパです。
今回の記事は、「知っている」や「出来る」など、相手が様々な言葉で自分の理解度を示すときに、どの程度の理解度なのか判断するための方法を解説していきます。
カテキョで教えようと話題を振った時によく言われる言葉で、「知っている」というのがあります。
社会にでてからも同じですが、「知っているから大丈夫」といって話を遮ってくる方いるのも事実です。
そのように返事をされたときに、みなさんはどのように考えますか?
今回は、勉強をする時にハマりやすい、「知っているからこれはやらなくていい」が本当に大丈夫なのか(書いている時点でお察しなわけですが)、解説していきたいと思います。
それではご覧ください!
目次
理解度には段階がある。
当たり前と思うかもしれませんが、理解度には段階があります。
人によって言うことは変わるかもしれませんが、アラフォーパパは大きく5段階で捉えています。
- 知っている
- 理解できる
- 書ける(図にできる)
- 要約できる
- 説明できる。
このように大きく分けて考えており、理解度は1から5に向かって高くなっていくと考えています。
試験で自信をもってアウトプットできるようになるためには、3.書ける(図にできる)の段階は最低でも必要なのではないでしょうか。
ただし、試験会場で頭が真っ白になったり、緊張で何も考えられなくなる可能性を考えると、4.要約できる、5.説明できる といったレベルまで理解度を上げておくほうが万全です。
相手の理解度を確認する。
カテキョの授業の際に生徒の理解度を測る場合の方法です。
1.知っている
この段階なのか、もっと理解度が高いかについて確かめることは簡単です。
「知っている」といって話を遮られた際に、その先の話について質問してみればいいのです。
解法の説明をしている途中であれば、「念のため確認ですけど、この先の流れを教えてもらえますか?」と。
応えられるのであれば、理解度はもっと高いと判断できるでしょう。
2.理解できる
話をしている時に「理解できているから」と話を遮ってくる方はあまりいないでしょう。
これは自分が相手を評価する場合に、「この人はこの事項について理解できているな」と考えるときに使用する段階です。
カテキョをしている状態であれば、この段階と判断した時点で、もっと理解度が高い状態にあるかを確認して、その後の授業の方針を決めることになると思います。
3.書ける(図にできる)
勉強をする時に、最初に目指すのはこの段階とアラフォーパパは考えています。
この段階になれば、学校のテストでも対応できるだろうという判断をしています。
そのため、内容が理解できているなと思ったときには、授業で小テストなどを行って、継続して似た問題を解いてもらうのか、先に進むべきなのかを判断します。
また、知っている内容を関連している事項と共に書き出し、大まかな図にすることができる段階です。
他人に見せるような段階の図ではありませんが、自分なりにまとまった状態となります。
4.要約できる
情報の大事な部分を抜き出して、まとめることができる状態です。
図であれば、すっきりと見やすく、変化している段階です。
この段階にいる場合には、授業の際に事細かく説明するのではなく、ある程度省略可能な部分を飛ばして解説することが可能になります。
解説をする時に、少し行間を飛ばし気味に話をしてもついてこれる場合には、この段階にいる可能性が高いと判断しています。
ここまで理解度が高まっていると、体調不良などの際でも解答が出てこないということは少ないでしょう。
5.説明できる
この段階に至っている方は、解法を説明している時に、「こういうやり方もありますよね?」といったように、説明した内容の形を変えて質問してくることも多くなってきます。
また、細かい部分の理解度も高くなっており、関連する知識の抜け落ちがほとんどありません。
この段階を目指すために、「アウトプットしましょう」とか「他の人に積極的に説明してみましょう」と言われることがあります。
実際に他の人に説明を使用とすると、自分が深く考えていなかった部分の知識の抜け落ちに気がつけるので、相手に説明することが、自分の知識の補完に使えるということになります。
カテキョであれば、ただ問題を解いてもらうだけでなく、どうしてその解法になるのかを説明しながら解いてもらうとよいでしょう。
最後に
理解度を確認する方法は、自分自身に対しても行うことができます。
自分の学力がどの程度なのかを知りたいと思っている人は多いと思います。
学力は評価が難しいですが、理解度であればある程度評価可能と思われます。
理解度の高い分野が多くなれば、学力が高くなっていると判断してもよいと考えます。
ぜひ、理解度を自己評価、もしくは他人に評価してもらい、活用して下さい。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました!
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