(1-9)真核細胞の構造(高校生物基礎の総復習講座)

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こんにちは。アラフォーパパです。

前回は、「細胞小器官」についてまとめました。

ご覧になっていただけたでしょうか。

今回からは、細胞を分類して、まとめていきたいと思います。

初めに、真核細胞の構造について確認していきましょう。

それでは、ご覧ください。

真核細胞とは

真核細胞とは、真核生物のもつ10~100マイクロメートルの大型の細胞で、細胞小器官を持っています。

>>(1-8)細胞小器官(高校生物基礎の総復習講座)

細胞小器官のうち、ミトコンドリアは好気性細菌が真核生物の細胞内に共生した結果であり、葉緑体はシアノバクテリアが植物の祖先の細胞内に共生した結果であるとされています。(真核細胞の細胞共生説)

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真核生物の種類

真核生物の種類は非常に多く、単細胞生物や多細胞生物のどちらも含まれています。

我々ヒトを始めとする動物はもちろん含まれています。

植物も含まれており、例えばオオカナダモのような沈水植物も含まれています。

オオカナダモが例として上がってくるのは、葉が薄く、そのままスライドガラスに乗せるだけで細胞や葉緑体を観察可能であり、細胞も大きく観察がし易いことが挙げられます。

また、光合成の実験にも使用されるため、生物を勉強する際にはよくでてきます。

次に菌類です。

キノコやカビ、酵母菌や麹菌(麹カビ)が含まれる菌類ですが、「菌」と付く種類は原核生物と間違えられる事が多いです。

酵母菌や麹菌(麹カビ)には、核もありますし、細胞小器官もありますので、間違えないようにしたいところです。

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真核細胞の構造

真核細胞は細胞を形成する膜や壁があり、その内部に核と細胞小器官が含まれています。

動物、植物、菌類という分類でそれぞれが持っているものと持っていないものを表にしてみましょう。

植物は真核生物が持つ可能性があるものをすべて持っていることがわかります。

反対に、動物は3つの器官が無い状態となっています。

葉緑体は、シアノバクテリアの共生がなければ成り立ちませんので、真核生物がミトコンドリアを得た後に共生したと考えられています。

さらに菌類には細胞壁があることをしっかりと覚えておくことが重要です。

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真核生物が登場した時期ははっきりとはわかっていません。

約19億年前の化石から、真核生物化石(グリパニア・スピラリス)が発見されていますので、少なくともその頃にはいたということがわかっているだけです。

どのような進化が起こって、核や細胞壁ができ、細胞小器官が発達したのか、興味はつきません。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、真核生物の細胞である真核細胞について解説しました。

菌類は原核生物と名称が似ている(菌が付いている)ため、間違えやすいので注意しましょう。

こういうところはテストで狙われそうですね。

細胞壁が菌類にあることも、テストを作ることを考えるとやりやすいでしょう。

また、菌類、植物、動物でもっている器官の違いがありますので、正確に答えられるようにする必要がありそうです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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