こんにちは。アラフォーパパです。
今回は、受験生本人ではなく、親御さんに対してのお話になります。
受験生本人も受験生活はとても大変な物ですが、それを見守っている親御さんの気持ちもとても大変です。
自分のことじゃないのに、放って置けない。
でも、口を出しすぎてはいけないし、湯水のようにお金は使えないし、もし受からなかったらどうやって気持ちのフォローをすればいいのかわからないし、と色々なことを考えてしまっていることでしょう。
今回は、そんな親御さんに向けて、心構えをするための一助になればと考えて書いています。
ぜひごらんください。
目次
心構え
受験生がいるご家庭では、特に、受験をする年度において、特殊な環境になるかと思います。
受験生を中心に家庭が回ると行っても過言ではありません。
多くの親御さんが、受験生を支えるぞと考えているはずです。
しかし、この支えるという言葉は非常に抽象的で、何をしたらいいのか、何をしては行けないのかについては、学ぶ機会がなかなかありません。
そこで、したほうが良いこと、しないほうが良いことについて、わけて考えてみましょう。
するべきこと
まずは、するべきこと、したほうが良いことについて考えてみたいと思います。
多くの場合、受験生に対する声掛けや生活面でのフォロー、手続きの代行が重要なサポートになると思われます。
声掛け
声掛けには、良い面と悪い面がありますが、ここでは良い面について並べてみたいと思います。
1つ目は労いの言葉です。
「毎日頑張っているね。」や「お疲れ様。」などの簡単な声掛けでよいので、頑張っていることを認めているという意思表示をしましょう。
親御さんからはどのように見えているかはわかりませんが、本人は真剣ですので、頑張っていることを認めてもらえることがモチベーションのアップにつながるはずです。
2つ目は励ましの言葉です。
受験期間中は、模試の結果が思うように変わらなかったり、できない問題が溜まってしまったりと、些細なことで不安が増してしまいます。
不安がある場合は勉強をしている間にも考えてしまうため、効率が落ちてしまうこともあると思います。
「あなたなら大丈夫。」や「頑張ってやれているよ。」と励ましてあげることが大事です。
これはうまくいっているときに声掛けしても効果は薄いと思いますので、うまくタイミングを読むことも重要かと思います。
3つ目は受験生を尊重する言葉です。
受験生が選択した目標(受験大学)を認めてあげることや本人から意思表示があったときに思った通りにやってみると良いといった形で認めてあげることがとても大事です。
自分で決めたことでも、不安が必ずありますので、認めてもらえることがモチベーションのアップにつながると思います。
生活面でのフォロー
次に生活面について考えてみましょう。
受験生の多くは生活の自己管理がまだまだ難しい年齢です。
その上で、受験勉強に力を入れていこうとしています。
受験勉強に対しての自己管理も難しい状況で、生活の自己管理を行うのはとても負担が大きいと考えられます。
そこで、食事面、生活のリズムの面において、親御さんの出番があります。
できないことを咎めるのではなく、生活の自己管理ができないほど受験勉強に力をいれていると考えて上げてください。
1つ目は食事面でのフォローです。
時間がないと受験生は考えますので、すぐに食べれるものや簡単につくれるもので済ましてしまうことが多いです。
カップ麺を買ってたべたり、ファストフードを毎日食べているということもあると思います。
しかし、受験生活は長丁場です。
バランスのとれた食事を摂取することが、体を維持していく上でとても大事です。
自宅での食事だけでなく、自宅以外で過ごすときのためのお弁当も重要なサポートになると思います。
2つ目は生活リズムのフォローです。
受験生は睡眠時間を削って夜中に勉強しようとしがちです。
しかし、睡眠時間は次の日の集中力を削ります。
また、記憶を定着させるためにも睡眠はとても重要な要素になります。
さらに、受験当日は朝早くから起き、試験会場に向かうことになりますので、早起きの習慣をつけておくことも大事です。
早寝早起きの習慣をつけることができるように声掛けをしていただくのはとても重要ですし、習慣ができるまでは朝起こしてあげることも重要です。
受験における手続きの代行
受験生活において、勉強をする以外に受験生を煩わせるものが手続きです。
模擬試験や大学入試共通テスト、私立大学出願、国公立大学出願など様々な書類を記載、提出していく必要があります。
また、これらの書類は提出期限もあり、受験勉強をしつつも、期限管理をしないといけないという煩わしさです。
書類だけでなく、オープンキャンパスや受験における移動、宿泊の手配も受験生本人では慣れておらず、非常に手間がかかってしまう事柄となります。
このように、勉強以外の手続きについては、親御さんの代行が非常に助かります。
安心して受験することができるように、ぜひ代行してあげてください。
やるべきではないこと
ここまでは、やってほしいこと、やるべきことについて、記載してきましたが、やるべきではないこともあります。
一部の声掛けや過干渉、無関心といった内容です。
特に声掛けは、するべき内容もあれば、してはいけないこともありますので、注意が必要です。
声掛け
良くない声掛けについて、記載していきたいと思います。
1つ目は、プレッシャーをかける声掛けです。
「もっと勉強しないと。」とか「いつまで休憩しているの。」のような声掛けです。
親御さんは発破をかけているつもりのことが多いですが、その通りになることはほぼありません。
対立する原因になったり、やる気を失ったり、イライラを募らせたりと、一つも良いことがありません。
親御さんとしては、受験生本人と顔を合わせるといつも休憩していると思ってしまいがちです。
しかし、勉強している間は合うことはないはずなので、顔を合わせるのが休憩のときになることは当たり前です。
また、もっとやらないといけないということは本人が一番わかっていることですので、それを指摘する意味はありません。
2つ目は、可能性を否定する声掛けです。
「このままでは無理だろう。」といった内容です。
親御さんとしては、受験に失敗して心に傷を負うくらいなら目標を下げたほうが良いのではないかと考えることがあります。
また、発破をかける意味で言っている場合もあります。
「なにくそ!」と思ってほしいわけです。
しかし、これらの親御さんの心のうちは基本的には伝わりません。
対立、不信、やる気の低下に繋がります。
無駄なだけではなく、パフォーマンスの低下につながるのでやめましょう。
過干渉
親御さんはどこまで関わるべきなのでしょうか。
非常に難しい話です。
しかし、本人のやる気が低下するような干渉はすべて過干渉でしょう。
やりすぎです。
かならず受験生本人とどこまでやってほしいのかについて話し合いましょう。
個人個人で違いますので、一人目と二人目が違うことも当然ありますので、注意が必要です。
無関心
過干渉とは反対に、無関心な親御さんもいらっしゃいます。
うちは、本人の自主性にまかせているので・・・。
しかし、話し合いはしましょう。
何かサポートが必要なことがあれば手伝えることを伝えましょう。
それだけでも心強く感じるものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、受験生をサポートする親御さん向けの話となっていました。
ぜひ、やる気がでる声掛け、不安を減らせる声掛けを行いましょう。
でもやり過ぎには注意です。
しっかりと本人と話し合いをもって、必要なサポートを聞き出しましょう!
さらに、本人には不慣れな手続きについては、ぜひやってあげてください。
交通手配や宿泊手配は大人にとってはそれほど難しいものではありません。
しかし、まだ慣れていない受験生にはとても負担があるものです。
とても大事なサポートだと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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