こんにちは。アラフォーパパです。
前回は、英単語の復習をどこから始めるかについて解説しました。
今回の記事では、教科書の単語は覚えてしまったけど、次はどうしたらいいのだろうか?
こういった疑問に答えられればと思っています。
英単語数を増やすことは、英文を読む上でとても重要なことです。
前後の文章からわからない単語は予想すればいいと言われることもあると思いますが、分からない単語だらけでは推測もままなりません。
推測ができるようになるためにも、自分が十分に扱える英単語を増やしていきましょう。
それではご覧ください!
目次
高校卒業までに学校で習う単語数
高校卒業までに学校で習う単語数は3000単語くらいと言われています。
これは学習指導要綱に記載があるため、インターネットで検索すると簡単に出てきます。
中学校3年間では800単語くらいですので、高校の方がかなり多いことになります。
ただ、これは教科書によっても異なる数字になりまし、教科書によって違う単語が採用されている可能性もあります。
大学受験に必要な単語数
大学受験に必要な単語数は、受ける大学、受ける試験によって異なります。
多くの学生が受験するであろう、大学入試共通テストでは、4000~5000単語必要と言われています。
上位大学では、もっと多くの単語数が必要と言われています。
自分が受けたい大学がどの程度必要なのかを確認しておきましょう。
センター試験の過去問を利用する
教科書の単語を全て覚えてしまった場合には、大学共通テストの前に行われていた大学入試センター試験の過去問を利用すると良いでしょう。
大学共通テストは似たようなところはあるものの、その傾向は異なってきていると言われています。
そのため、過去問としての価値も以前よりは低く、単語を覚えるための材料として有効活用すれば良いと思います。
単語をおぼえられればよいので、古いものでも良いため、古本屋でセンター試験の過去問を探せば十分でしょう。
センター試験の英語の過去問1冊で20回分以上、本によっては30回分の過去の試験が含まれています。
各年の試験が同じ単語で構成されているわけではないので、20回分程度やれば、新しい単語、知らない単語、意味がすぐ出てこない単語など、たくさんの英単語に出会えるはずです。
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英単語を覚えることが目的
注意してほしいことがあります。
センター試験の過去問を利用しましょうと解説しているところですが、センター試験の過去問を解きましょうと言っているわけではありません。
問題を解いたほうが、勉強になるのではないかと考えてしまうかと思います。
しかし、今回の目的は英単語を覚えるために、文章を読んで抜き出すことです。
その目的を忘れてはいけません。
また、覚えておかなければいけないことがあります。
センター試験は、過去の学生が受験勉強の最終段階に至って挑戦しているということです。
受験生の中には、センターレベルなら余裕と思っている学生もいるかと思います。
余裕のある学生はほんの一握りです。
そのような学生は、おそらくですが、このブログの記事を読み進めません。
自分の勉強の仕方が確立しているからです。
センター試験の問題を英単語の数を増やそうとしている段階で解くのは時期が早すぎます。
気をつけてください。
センター試験の過去問のあとは?
センター試験の過去問の文章をすべて読み、瞬時に意味が出てこない単語はすべて抜き出して、覚えている所!
そんな方々は、英単語のために時間を大きく割く必要はなくなってくると思います。
この後は、英語の文章問題を解いたり、文法問題を解いたり、リスニングをしたりすると思います。
そんな勉強のなかで、また瞬時に意味が出てこない単語は必ず出現します。
その都度覚えていけば、足りるはずです。
早慶上智のような上位大学を目指す場合には、足りないかもしれませんが、そういった場合には、目指す大学の過去問を同様の方法で潰していくしかないのではないでしょうか。
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