(近代日本史)開国を迫る欧米諸国

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こんにちは。

アラフォーパパです。

日本史の近代について大学受験で使えそうな内容で説明や解説を始めてみたいと思います。

近代・現代から始めた方が年代が近く、身近に思えるかなと考えています。

また、学校とは異なる進め方の方が面白いかもと考えている部分もあります。

今回は、江戸時代末期の鎖国から開国へと動き出す時代にスポットを当ててみたいと思います。

日本史ですが、外国がいっぱい出てきますので、心づもりをしておいてください。

それではご覧ください。

欧米諸国のアジアへの進出

19世紀(1800年代)になるとイギリスやフランス、アメリカなどの国々がアジアへと進出してきます。

中国への進出が中心でしたが、日本へもたびたび現れて開国を迫るようになってきます。

この頃は江戸幕府の時代ですので、鎖国をしており、唯一正式な国交があったのはオランダでした。

各国の動きをそれぞれみていきましょう。

イギリス

18世紀に産業革命が起きたあと、インドではムガール帝国を1858年に滅亡させて、領地としました。

また、中国との貿易もすすめていましたが、1840年(天保11年)には清との間にアヘン戦争を起こして、勝利。

南京条約という不平等な条約を結ぶことに成功します。

日本への影響は、アヘン戦争より前の1808年に起きたフェートン号事件が挙げられます。

フェートン号事件では、イギリス海軍の艦船フェートン号が長崎に停泊していたオランダ船に対して攻撃し、その船員を捕らえてしまうというものです。

当時、イギリスとフランスは戦争(ナポレオン戦争)をしており、オランダとフランスが協力体制を取る可能性があったことから、オランダに圧力を加えることを目的としていました。

この事件自体は直接的に日本に関係はしませんでしたが、外国からの圧力(外圧)をどのように扱うかという問題を浮き彫りにしました。

フランス

1789年にフランス革命が起きた後、国際的な地位を強化するためにアジア市場の開拓を目指していました。

イギリスに対抗しながら、中国へと進出しており、日本もその対象になっていました。

当初、日本に対して軍事的な圧力無しで接近を試みており、学問や文化の交流を促す方策でした。

また、長崎における商業活動を通じて、日本との交易を模索していて、無理な開国は訴えませんでした。

アメリカ

1837年に起きたモリソン号事件が、鎖国から開国へと変わっていく時代における日本に影響があった最初の事件と考えても良いと思います。

モリソン号はアメリカの商船であり、日本との貿易を求めて領海に侵入しました。

最終的には武力で追い払うことになりました。

モリソン号は撃退できましたが、サンフランシスコと広東の間に航路を開きたかったアメリカは、補給点として日本に寄港地を求めるようになりました。

1846年(弘化3年)には東インド艦隊司令長官のビッドルが派遣されて浦賀に来航しました。

ビッドルはアメリカが開国を望んでいることを伝えましたが、幕府は受け入れませんでした。

その後も、アメリカは太平洋航路の開拓のために、日本の開国をより一層望んでいくことになります。

オランダ

日本と唯一正式な国交があった国です。

しかし、1844年(弘化1年)にはオランダ国王の親書を幕府に送り、世界の情勢を伝え、開国の必要性を伝えています。(オランダ国王の開国勧告)

ただ、幕府は頑なに開国を拒絶するのみでした。

日本(幕府)の対応

さまざまな国から開国を迫られた幕府ですが、世界情勢の認識が乏しく、開国ではなく、鎖国の継続を選びました。

しかし、1842年にアヘン戦争の結果が伝わると、大国であるはずの清の鎖国政策がもろくも崩れ去ったとわかり、衝撃を受けます。

そこで、鎖国を継続するためにも軍制改革を図るようになりました。

洋式兵学者の高島秋帆(たかしましゅうはん)を幕府は招聘し、洋式砲術を採用しました。

また、1842年に天保の薪水給与令を出して、外国船に燃料や食糧を供与することで、開国せずに退去させる政策をとりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「開国を迫る欧米諸国」と題して、記事を作成しました。

鎖国から開国へと移り変わる初期に、さまざまな国から影響を受けていたことがわかりましたね。

それぞれの国の方策の違いや、日本以外の国で起きた戦争による影響を知っておくべきでしょう。

江戸幕府はなんとか鎖国を維持しようとしていますが、だんだんと実行できる政策が限られてきてしまいます。

どのようにして開国に向かうのか、次の記事で紹介していきたいと思います。

ぜひ、繰り返しご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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