こんにちは。アラフォーパパです。
「予習が大事だ」ということはわかっていても、実際どのようにやれば効果が高まるのかはよくわからない場合が多いですよね。
今回の記事では、カテキョの先生が来る時の数学の予習の仕方をご紹介します。
カテキョでは、授業をするというよりも、個別に苦手なところを見つけて潰していくことが多いと思います。
そのため、学校の授業の予習とはまったく違う方法になるのかなと思います。
それでは、ご覧ください!!
目次
予習とは
一般的に予習とは、これから学習する範囲を予め確認して、予備知識を得ることです。
予備知識を得ることは、学校の授業のように知らない範囲を学ぶ時に有効な方法です。
しかし、カテキョの場合には、すでに学校で学習した範囲でわからないところを潰していくことが多いので、予習の意味合いが異なってきます。
カテキョの場合の予習とは、すでに学習した範囲の中で、わかるところとわからないところを分けておくことです。
予習をやっていないと、授業の最初にわからないところを分けることになるので、時間が減ってしまいます。
予習の仕方
ここでは、カテキョの場合の数学の予習を学んでいきたいと思います。
ステップ1:学習したい範囲を決める
まずは次の授業で学びたい範囲を決めましょう。
これは先生と一緒に決めることが多いかもしれません。
すでにやったことのある範囲の苦手を潰す目的ですので、ある程度自信のある分野であれば少し広めの範囲に設定しておくと良いでしょう
数学が得意分野の場合、【数学Iの「数と式」全体を範囲にする】のようにです。
自信のない分野では、ちょっと多いかなくらいの範囲にしておきましょう。
数学が苦手であれば、【数学Ⅰの「集合と論理」のうち集合のところだけ】のようにします。
問題集は、何を使ってもかまわないと思いますので、学校で指定されて購入した物で問題ありません。
個人で勉強する際は、問題集を選ぶ必要があると思います。
ステップ2:問題を仕分けする
次に、勉強するべき問題とやる必要のない問題を仕分けします。(1周目)
必要のない問題とは、問題文を見た瞬間に解法(解答ではない)がわかる問題です。
実際に解いてないのに、やらなくていい、必要ではないと判断すると不安だと思うかもしれません。
しかし、見た瞬間に解法が浮かぶ問題はたいてい解ける問題です。
そのような問題に時間をかけている必要はありません。
残りは見た瞬間に解法がわからなかった問題となります。
残った問題を、最初から何も書けない問題と途中で解法がわからなくなる問題に仕分けします。(2周目)
最初から何も書けない問題は、今の自分の実力では触らなくてよい問題の場合が多いです。
いずれやることになると思いますので、今は印だけ付けてそっとしておきましょう。
おさらいしてみましょう!
①問題を見て、解法が浮かぶかどうかで判断し、浮かぶものは触らない。
②解法が浮かばない問題のなかで、何も書けない問題は触らない。
最後に、残った問題 = 途中までは書けるけど、そこから解法がわからなくなる問題 をノートやルーズリーフに転記(1ページに1問)して、解法を自分が書けるところまで書いておく。(3周目)
これで仕分けは終了です。
1周目は見た目での判断だけなので、さほど時間がかからないはずです。(時間をかけたらダメです。)
2周目は1行でも書けたら、仕分け終了です。(ここも時間を書けたらダメです。)
3周目になって、厳選された問題だけ、自分が理解できているところまで書いて下さい。解答を見ても良いです。
解答を見て、つながりの分からない場所をはっきりとさせておくことも重要です
仮に、3周目で書いていたら最後まで解けてしまった場合は、1週間程度毎日解くことで、理解度を上げておくことをオススメします。
ただし、カテキョに送る必要は無いでしょう。
ステップ3:カテキョに前もって送る
ステップ2で出来上がった、問題集をカテキョに送りましょう。
先生も前もって問題を見ていたほうが、授業の際に説明がし易いです。
また、問題集に付随している解法についても、一緒に送っておくと良いでしょう。
解法の飛ばされている部分について、詳しく教えてくれるはずです。
まとめ
今回はカテキョの授業を受ける際の予習の方法について、数学の場合をご説明しました。
内容をおさらいします!
①学習予定範囲を広めに設定する。
②問題集に含まれる問題を仕分けする。
③瞬間的に解法がわかる問題と全く手がでない問題を除外する
④残った問題を自分が書けるところまで書いて、カテキョに事前に送る
こうすることで、カテキョを利用した勉強の効率を上げられると思います。
ぜひ試して下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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