こんにちは。アラフォーパパです。
大学入試の際に多くの方が受験する共通テスト。
アラフォーパパはセンター試験と呼ばれていた時代でした。
アラフォーパパは2つ大学を卒業したため、4年あけて2度目の受験のときは学習指導要綱が変わっていて試験の内容も変わったために大変だった記憶があります。
R3年度から新しくなった大学入試共通テストに関連した内容を解説していきます。
それでは、ご覧ください!
目次
大学入試センターの歴史
名称
大学入試センターは、昭和52年(1977年)5月に設置され、第1回共通第1次学力検査が昭和54年1月に行われました。
アラフォーパパはまだ産まれていません。
その後、平成2年1月には、第1回大学入試センター試験が実施されました。
そして、令和3年1月から、第1回大学入学共通テストに変わり、実施されています。
昔は共通テストが~とか、自分のときはセンター試験だったよ、など年上の方が言うことがありますが、名称や試験内容に大きな変化が過去にあったため、年代によって呼び方が異なっているのです。
大学入学共通テストが導入されるまでの問題
入試改革では、2つの論点がありました。
「英語における民間組織の運営する試験の導入」
「国語・数学における記述式問題の導入」
これらの導入を文部科学省は強く表明していましたが、2019年10月に文部科学大臣の萩生田光一が発言した内容をもとにして入試改革に対する批判論が高まっていきました。
もともと、受験に強い地域とそうでない地域の格差や費用がかかり経済的な格差が問題に挙げられていたことも拍車をかけていたのではないでしょうか。
第1回大学入試共通テストから少しして、大学教授や予備校講師らで作られている「入試改革を考える会」からは「問題の形式が優先され、各科目が本来目指す力を問えていない」と総括が出されました。
現在も試験内容に変更を加えより良くなるよう関係者が頭を悩ませており、令和7年度試験の変更点はすでに公表されています。
大学入学共通テストの仕組み
仕組み
大学入学共通テストは、その目的を最適な大学入試の実施としています。
大学入学共通テストの運営や試験問題作成、答案の採点や集計などを行っています。
成績通知書
成績通知書を希望すれば有料で申し込み可能ですが、4月3日以降に書留郵便で送付されるようですので、大学への出願を行う時点では成績は不明です。
そのため、二次試験の出願を行う際は、自己採点結果をもとに、足切りラインを超えているかどうかを判断して、行う必要があります。
検定料
検定料は、受験する教科数でことなるので注意してください。
3教科以上では18,000円、2教科以下では12,000円となっています。
教科は、国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語の6教科ですが、地理歴史と公民は合わせて1教科のようです。
また、1教科の中で複数科目を受験しても、1教科として数えれば良いとのことです。
得点調整
各教科の科目のうちで20点以上の平均点の差がある場合には、問題の難易度によるものと判断されれば、得点調整が行われることがあります。
過去問等の利用
大学入試センターのホームページには、3年分の過去問や、サンプル問題(地理総合、歴史総合、公共、情報)が載せられています。
センター試験の時の問題からは大きく変わっているため、参考になるのではないでしょうか。
ただし、未だ批判もあり、改革を続けていくと思われますので、問題の傾向が変わっていく可能性があり、注意が必要です。
試作問題の公表や試験の変更点の公表もありますので、そちらを利用してどのような傾向になっていくかを分析していくことも点数をとるためには必要かもしれません。
まとめ
大学入試は人生の中で一つの岐路となるものです。
受験は勉強だけでは、良い結果を導き出すことができません。
情報収集を行い、傾向と対策をたて、それにそって勉強することが大事です。
夏休みが終わった後は過去問に力を入れていくことも多くなると思いますが、先に傾向をつかんで、どのように勉強をすればよいのかを検討する時間を作ってください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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